家庭では玄米菜食や自然のおやつを与えていても、一歩外にでると子供達には誘惑がいっぱいですよね。
色とりどりのおかしが並ぶスーパー、アイスクリームの試食販売、近所の方からの差し入れ、好意で頂く甘いお菓子、袋詰めされた子供用おやつの提供、お付き合いがあれば、必ずといっていいほど甘いお菓子の誘惑がついてくるのではないかというくらいですよね。
私が家の場合のお話をします。
(子供の年齢や性格によっても対処方法は変わってくると思います)
私の家庭では、子供が4歳くらいまでは、お友達との外食やお呼ばれでも、
白砂糖や添加物、動物性が入ってる食べ物は子供達も自分も食べずにきました。
最初に、「こういう食事をしています。
かわっていてごめんね。」とお友達に説明してしまうのです。
子供にとって難しくなってしまうのは、大人の都合で「今日は食べてもいい」「今日はダメ」など、変化させることだと、マクロビオティックで5人のお子さんを育てた『自然に産み、自然に育てる』の著者橋本ちあきさんにお聞きしていたこともあり、我が家では一番上の子が4才までは一貫して食べませんでした。
そのうちこれが「我が家の決まりごと」=「うちでは普通のこと」となり、不思議なほどすっと納得していきました。
ただ、頂いたものをお断りするときは、食べ物を差し出してくださる方には感謝の気持ちを伝えるように心がけました。
用意してくださった手作りお菓子などは、毎回お断りするのではなく、持ち帰り主人に食べてもらうなど工夫をして、自分なりに感謝の気持ちを伝えるようにしました。
挨拶と同時に飴やガムを子供の目の前に出されることありますが、「ありがとうございます。本当に申し訳ないのですが、食べないようにしているので」と笑顔で接すれば、仕方ないわ、と案外とわかっていただけることが多くありました。
いただいたお菓子は、お墓参りに持参したり、神棚に供えたりと工夫しました。
全部を拒否してしまうのではなく、一旦頂いて、他の人にあげるという方法も子供達は喜んでいました。
子供達には、「お砂糖や牛乳などどが入っているものは、ママとパパのお家では食べないことにしているのよ」とシンプルに伝えてきました。
(子供が4歳過ぎてからは、どうして食べないのか、しろ砂糖のこと、牛乳のこと、添加物の話もしました。いつもここのところはなかなか難しいです)
食べものに良い悪いはないけれど、ママとパパのおうちは、お肉やお砂糖を食べないお家なの。食べられないのじゃなくて、食べないことにしているのよ、と説明しています。
ただこのようなことは、子供たちにとってはなかなか大変なことだと思います。
一方的に親の気持ちを押し付けるのではなく、子供の様子を見ながら、どうしたらよいのか、私たち大人も毎回、考えながら立ち止まりながら過ごしています。
そして、時には一貫して食べないことよりも、子供の興味や思いを尊重して、食べてみる、という方法も必要なこともあると思うのです。特に子供が大きくなってきてからは、あえて、食べてみた方が子供にとって良い場合もあると感じます。
また、頂いたものを、感謝して口に運ぶということも良いと思います。
感謝のきもちで食べ物を頂くことで、体にも心にもよい効果をもたらすこともあるとと思うのです。
あまり無理をせず、家庭ではなるべく自然のものを頂き、お付き合いのときは晴れの食事やお菓子を楽しむという方法もあるとおもいます。
無理をしないこと、食事を楽しむこともまたとても大切なことだと思います。
子供が4歳過ぎてからも、相変わらずお菓子などはスーパーなどの普通のものは食べずにきています。
ただ、自然食系のお菓子、質のいい市販のお菓子は普通に頂いています。
こちらにリストがあります。
外食先のお蕎麦屋さんに持って行っていたおつゆなどは、4歳すぎてからは、お店のものを一緒に頂くようになりました。
子供も外のものへの興味が広がったこと、子ども自身が食べたいという意思がでてきたので、多少マクロビオティック以外の食事も外食では味わう場面もでてきました。
牛乳の害などをわかりやすく説明した本
カン・ジン・カナメの健康教室 1☆牛乳はモー毒?☆
カン・ジン・カナメの健康教室 4☆白砂糖は魔薬!?☆
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