子供がすこしづつ大きくなってくると、ずっとそばに親がついているわけにもいきません。
お友達から、「食べて食べて!」と少量のおやつを差し出されれば、子供だって断れないことも多いと思います。
そんなときこと「チャンス!」でした。
普段食べないようなおやつを食べたときに、体にどんな反応が起こるのか、子ども自身が学べるチャンスだと思います。
実際あったことですが、普段食べない食べ物を子供が口にいれた数十分後に、湿疹がでたことがありました。
どうも添加物や農薬がはいっていたようです。
マクロビで育てていると農薬や添加物にとても敏感に反応します。
(子供が小さいときはときに急性の反応でしたが、4~5歳になってくると、それほど急激なものはなくなりました。子供も大きくなるにつれて変わってくるので、マクロビをしていると、食べられないものが増えるということはないと思います。ただ小さな時はやはり体も小さいこともあり反応が早かったと思います。)
そんな時も子供は、何も言わなくても理解しているものです。
こういう時こそ食物と体の関係を学べるチャンスなのかもしれませんよね。
でも、そうはいっても、急に食スタイルを変えた場合は難しいと思います。
無理しないでできる範囲で続けられたら素敵ですね。
普段食べないものを食べて体調を崩したときは、自然手当の出番です!
油を食べ過ぎたら、レモンなど柑橘系のもので中和したり、果物などで体が冷えて風邪を引きそうなときは、あったかい番茶を飲んだり、お味噌汁を飲ませたり、何か工夫をして親子で乗り切れば、それもまた楽しい思い出になりました。
自然のお手当に詳しい本で活躍しているのが、一慧の穀菜食Book/手当法 です。
大判カラーでとっても見やすいので初心者にもおすすめです。
こんな話しも聞きました。お付き合いの多いご家庭では、外出先で、子供と親の分の食べられないお菓子を出されたときは、「最近おなかを壊しているので」とか「お菓子を食べると吹き出物がでるので」などとやんわり断りながら、親の分を親子で半分に、分けながら頂くとか、一口だけ頂いて、残りはそっとバックにいれたりするそうです。
一方的に断ってしまうのではなく、一部をありがたく受け入れるというやり方は双方にとってよりストレスがないのではないかとも思います。
この疑問に答えてくれるのが、「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て」という本です。
魚や乳製品を食べた時の中和方法や、肉を食べたときの毒消しとして、牛肉・鶏肉・豚肉など、細かくそれぞれの対処方法が書かれています。
また、外食や旅先で食べなれないものをとったときは、私は玄米酵素ハイゲンキなどを活用しています。こちらはマクロビオティックを実践されている助産婦さんがお薦めされていました。
食べなれないものを食べた後に、2~3袋とると中和作用があると言われています。
Copy right © 2009-2016"マクロビオティック生活レシピ" All Rights Reserved