妊娠期間中を通して、 大切にしたのは、食生活でした。
ただし、妊娠期間中は、お母さんの不安定になったり、日々変化する味覚や体に戸惑ったりと大変な期間ですよね。
そんな時、自分の決めたことで返って苦しくなるようなことにならないように気をつけてすごしました。
特にどうしても食べたいものがあるときは(マクロビ食以外で)、食べても、罪悪感を持たないようにしました。
食べたことで苦しくなったり、後悔するのではなく、食べるからには楽しんで喜んで食べました。
食は大切ではあるけれど、一番大切なのは、気持ちだと思います。
赤ちゃんが自分のところに来てくれたことに感謝すること。
ありがとうと伝えてすごしました。
そんなことを大切にしつつ・・・
日々の基本は普通のマクロビ食でした。
玄米、野菜、豆、海草、味噌や自然塩を中心とした伝統食です。
季節に合ったものを食べ、一物全体食をします。
ただその時期によって食べられないものもでてきます。
妊娠中は体も敏感ですし、普段とは違う状態なので食欲を上手くコントロールしながら、無理せず栄養摂取を続けていくことが大切だなぁ、と感じました。
お産は何が起こるか最後までわからない、命がけのイベントです。
最後は自分と赤ちゃんを信じて、何が起きても受け入れようと毎回思っていました。
そして、もしもマクロビ食でがんばっていたのに、自宅出産を望んでいたのに、叶わなかったとしても、意味のあることと、受け入れ、前向きに、ただ、ただ赤ちゃんが来てくれたこと、そのことに「ありがとう」と感謝の気持ちを持とうと思ってすごしました。
もしも病院出産になっても、自分の願いとは違いことになっても、きっとそれにはそれなりの意味があるのではないか、そう受け止めることも一つだと信じていました。
自宅出産、自然出産であれば、すべてが「いい」ということではなく、ひとつの形に過ぎないこと、こだわりすぎないこと、もまた矛盾するようですが、とても大切ではないかと一方で感じています。
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